オルカナ鉱山革命

Aの生まれた町は、王都から遠いせいでとても貧しかった。屋根は藁を束ねたものを、壁は丸太にした、ちっそな家に住んでいた。税金も払えない人が、出てくると国はそのものを連れて鉱山で働かせた。当時七歳のAを含めた家族全員税金を払えなかったため、鉱山で働いた。
 鉱山では岩は固く、気温は熱く、臭いも酷いという過酷な状況で仕事をしていた。Aは昼には鉱山で穴掘り、夜は大人たちから勉強を教えてもらった。
そんな生活が一〇年続いた。その間に家族は病気や過労で亡くなった。その時点でAは鉱山で働いている者たちのリーダーになっていた。今日の仕事が終わるとAのもとに一枚の手紙が渡される。革命軍のリーダーからだ。革命軍の招待だった。王都と同時刻に鉱山でも革命を起こしてほしいことだ。Aはすぐにみんなを呼んだ。
「みんな急遽、集まってくれてありがとう」
「Aの兄貴のためなら、どこにでも行きますよ」
 Aの右腕もあるBが言うとほかのものはうなずいた。Aはその言葉に微笑んでかしてからすぐ、真顔になった。
「聞いてほしいことがある。今日革命軍から手紙をもらった。内容は王都で革命を起こすから鉱山でも革命を起こしてほしいことだ。さて、お前らはどうしたい?」
「革命ですか?」
 Bの質問にAはうなずいて隠した。賛成するものや反対するもので意見が話変えている中Aは話した。
「よく聞いてくれ! 俺は賛成する。王都の革命ができなくても俺たちでここから脱出しようじゃないか!」
「おー!」
 Aの言葉に反対派だったものは一気に賛成に回った。Aはすぐに革命軍のリーダーWに送った。

 革命当日A達はいつも通りにつるはしを準備して穴を掘りだした。王都でも革命時刻は一一時。その時間まで普通に仕事を行っていないといけない。
 一一時、Aの指示でつるはしやスコップを掲げた。王都の軍も鉱山でも革命が起きるとは思ってもいなかったらしい。すぐにA達の勝利で終わるのかと思った時、軍の一人が爆発の起爆ボタンを押していた。すぐに非難するA達だったが、鉱山を仕切っていたUが現れた。
「お前たちはここで終わりだ」
「B! 後のことは頼んだぞ」
「お前まさか!」
Aは部形を逃がすために一人囮になり、Uと共に爆発に巻き込まれた。
王都でも革命が成功した。王都で後始末に追われているとき、Bは革命軍のリーダーWに鉱山での出来事とAの死を告げた。
WはAを鉱山革命のヒーローにした。