株式会社東陽写場
代表取締役社長
後藤浩策氏

採用企業インタビュー

1955年に仙台市で創業し、70年以上の歴史を誇る老舗写真館です。 「ご家族の大切な時間を永遠の宝物に」を使命とし、人生の節目に寄り添う「人生の記録場所」を目指しています。
お宮参りや七五三、成人式、ウェディング、そしてシニアフォトまで、世代を超えて何度も通いたくなる温かいサービスが魅力です。 高い技術を持つプロが、大切な一瞬の笑顔や気持ちを色あせない美しい写真として未来へ残します。

写真:株式会社東陽写場 代表取締役社長後藤浩策様

入社前から伝わる誠実な人柄

当校広報担当:
さっそくですが、当校の卒業生はどのような印象を持っていましたか?
後藤さん:
入社する以前からメールでのやり取りをしていて、その中での「言葉使い」や「返信のタイミング」から、しっかりとした人柄であるという印象を持ちました。
当校広報担当:
メール対応の時点で、すでにその人らしさや姿勢が感じられたんですね。
後藤さん:
まさにそうですね。実際にお会いしてみると、授業やアルバイトで多忙な中でも自分のやるべきことを常に把握していて。時間の使い方や優先順位についての判断力、そして強い責任感を持っていることが伝わってきました。
入社後も教えたことを一度で吸収し、改善点に対する提案も積極的にしてくれて、期待以上の活躍を見せてくれています。

個人プレーより組織力

当校広報担当:
頼もしいですね!では、現場で活躍するカメラマンの共通点はありますか?
後藤さん:
「仲間やお客様から信頼される人」ですね。
自分のことよりも、相手の立場に立って考え行動することが大事です。
それと会社は個人事業主の集まりではなく“組織”ですから、適切に上司へ報告・連絡・相談ができることは絶対条件ですね。
当校広報担当:
個人プレーではなく、組織で仕事をしますもんね。
後藤さん:
はい。少し仕事に慣れてくると自分の中に仕事を囲い込んで抱え込もうとする技術者もたまにいますが、組織としては困った存在になりかねません。会社の中での自分の役割を俯瞰で捉え、「全体のためにどう動くべきか」を考えられる人こそが、将来会社を背負っていく存在になると思います。

技術の先にある「姿勢」を見る。作品展で伝わる表現への思い。

写真:株式会社東陽写場 インタビュー
当校広報担当:
個人の技術だけでなく、全体を見る視点が重要なのですね。採用時にポートフォリオを見て「おっ、いいね!」と感じたポイントはどこでしたか?
後藤さん:
提出されたポートレート作品から、「人間に対して真摯に向き合う姿勢」がひしひしと伝わってきました。
技術的にも高い水準で、学校で基礎をしっかり勉強してきたことが窺えました。
当校広報担当:
学校での学びがしっかりと反映されたポートフォリオだったんですね。
後藤さん:
そうですね。それに卒業制作展にも足を運んで他の学生さんの作品も拝見したのですが、どれもレベルが高く、学校全体としての真剣な指導と、学生たちの熱心な取り組みに強い信頼感を抱きました。ポートフォリオや作品展は技術のレベルも見ますが、その人の写真や作品に対する姿勢のようなものをより重視しますね。

多様な世界を知る教養がプロの武器になる。

当校広報担当:
自分の「好き」の先にある、お客様のためのものづくりを楽しめるかどうかが、プロとしての分かれ目なんですね。では、進路を考える高校生のうちから意識してほしい「世界の見方」ってありますか?
後藤さん:
写真の仕事は様々な世界の方と触れ合うことができます。自分の専門分野だけでなく、音楽、スポーツ、政治、料理、ファッション、和服、宗教、旅行などできるだけ多くの分野を知っていることが大切です。広く浅くでよいので教養を身につけておけば、そのことが将来自分を成長させる大きな力になります。
当校広報担当:
幅広い教養が、色々なお客様や被写体との架け橋になるんですね。
後藤さん:
まさにその通りです。それと、ネットの情報は真偽が入り混じっているので、活字文化にも意識して触れてほしいですね。どのような業界においても「文章表現力」はその人の評価に大きな影響があることを知っておいてほしいと思います。

技術以上に大切な「この人に撮られたい」と思わせる魅力。

当校広報担当:
教養や文章力もプロの基盤になるんですね。では、御社のような 写真スタジオだからこそ求めている「人柄や姿勢」を教えてください。
後藤さん:
当社は「風変わりな名人」は必要としているわけではなく、「健全な社会人」を求めています。
写真に真剣に取り組むことは最低条件ですが、一人の社会人として学校の先生や生徒さんから愛され、スタジオにやってくるお客様の笑顔を引き出せるような人柄が何より望ましいですね。
当校広報担当:
技術の高さはもちろんですが、それ以上に「この人に撮ってもらいたい」と思える人柄が大切なんですね。
後藤さん:
そうですね。多少技術がつたなくても、素敵な人柄のスタッフに撮影してもらいたいと思っているお客様が圧倒的に多いですから。
それと、会社はチームプレイの場所なので困った人を黙って助けられるような優しさと強さを持った人が、将来のリーダーになっていくのだと思います。

すべての教科に意味がある。幅広い勉強から見つける自分の道。

当校広報担当:
それでは、業界を目指す高校生に、アドバイスをお願いします。
後藤さん:
高校生の時期は、「自分の人間としての基盤を大きく広げる時期」だと思って過ごしてほしいです。一つの分野に力を注ぐことも大事ですが、学校で習う勉強にはその後の人生に必要な大事なことがすべて入ってます。
当校広報担当:
日々の学校の授業そのものが、将来の基礎体力になっていると…。
後藤さん:
そうですね。数学、音楽、スポーツ、国語など将来の自分にとってどんな分野に行っても役に立つことが学べることはとても幸せなことだと思いますし、その勉強の中から自分が本当に進むべき道をじっくりと見極めていってください!
当校広報担当:
1人のプロとして、そして1人の社会人として大切な視点が詰まった温かいお話をありがとうございました!