株式会社藤崎
マーケティング統括部
プロモーション・地域共創担当 制作室 デザイナー
鈴木小春さん
プロモーション・地域共創担当 制作室 デザイナー
卒業生インタビュー
宮城県仙台市に本店を置き、主に東北地方に店舗展開をする老舗百貨店。
1819年の創業で200年以上の歴史をもち、世界的に有名なブランドをはじめ、数々の名店が揃っている。
助言を求める大切さに気づいた言葉
- 当校広報担当:
- 学生時代に、特に印象に残っている授業や先生からの言葉などはありますか?
- 鈴木さん:
-
「いろんな人の意見を聞いて回りなさい」という先生の言葉は、今でもよく思い出しますね。
当時はとにかく打たれ弱く、自分の作品を否定されるのが怖くて、アドバイスを素直に受け入れて形にすることができませんでした。
今では一人で悩むより、さまざまな視点や意見を取り入れた方が、ずっと良いものが生まれるとよく分かります。 - 当校広報担当:
- 学生時代って、不安と恥ずかしさで自分の作品にアドバイスをもらうのって少し勇気がいりますよね…。
- 鈴木さん:
-
そうなんですよね。
あの頃もったいないことをしたなという後悔があるからこそ、今は自分から積極的に助言を求めることを大切にしています! - 当校広報担当:
- 学生時代の言葉が、 今の仕事の姿勢にもつながっているのですね。
文化祭で知った、誰かと作る楽しさ
- 当校広報担当:
- クラスメイトとの思い出や“切磋琢磨した瞬間”はありますか?
- 鈴木さん:
-
特に印象に残っているのは1年生の文化祭です! クラスメイトとコラボしたレターセットを作って販売したり、実行委員として先生と一緒にスタンプラリーの台紙をデザインしました。
それ以外にも 他の科とのコラボ授業で週刊マンガの表紙を編集したり、先輩方とグラフィック科の展示スペースを設営したりと、学内を駆け回っていました(笑) - 当校広報担当:
- 忙しそうですけど、かなり充実してましたね!
- 鈴木さん:
- 学校生活で一番、いろんな人と切磋琢磨しながら制作に没頭 した時間でした! 徹夜もして大変でしたけど「誰かと一緒にものを作る楽しさ」を感じた貴重な経験でした。
人柄まで伝えるポートフォリオづくり
- 当校広報担当:
- では、続いて就活のお話しなんですが、面接やポートフォリオ作りで意識した「自分らしさ」についても教えてください。
- 鈴木さん:
- 自分の成長過程を伝えるために、学生時代と社会人になってからのポートフォリオを2冊用意しました。学生時代のポートフォリオの経歴紹介には、そのとき趣味だったギターについての話題をあえて載せました!
- 当校広報担当:
- まさに鈴木さんらしさですね(笑)
- 鈴木さん:
-
そうですね(笑)私は緊張しやすい性格で、面接だとよりかしこまっちゃうので、自分についてのアピールが全くできていないなと感じていました。
この2つの工夫をしたことで、伸び代を感じていただけただけでなく、人間味みたいな部分も面白がってもらえました。
結局ギターは弾けないままですが、面接や入社後の会話のきっかけにもなり、自分らしいコミュニケーションツールとして役に立って良かったです! - 当校広報担当:
- クリエイティブな業界だと、そんな個性も大事ですよね。
指摘を前向きに受け止める強さ
- 当校広報担当:
- 学生時代と比べて、一番成長したと思うポイントはどこですか?
- 鈴木さん:
-
メンタル面ですね。元々かなり打たれ弱い性格で、学生の頃は制作物に対して指摘をいただくたびに、激しく落ち込んでいました。
社会人になってからも、指摘を受けては、かなり落ち込んでいました。
でも、 今では「この媒体をより良くするためのアドバイスなんだ」 と素直受け取って、「次に活かせるように頑張ろう」と前向きに気持ちを持って行けるようになりました!
それでもまだまだ打たれ弱いですが…学生の頃に比べれば、少し逞しくなれたかなと思います。
言葉で伝える力と向き合う
- 当校広報担当:
- 技術的な成長はもちろんですけど、精神的な成長もかなりあったんですね。逆に、 今でも苦手だと感じることや克服中のことはありますか?
- 鈴木さん:
-
「言葉で説明すること」ですね。昔から国語が苦手なことと、人前で話すことにとても緊張をするタイプなので、言葉でうまく伝えられない分、学生の時は自分なりに図解を駆使して、なんとか説明の場を乗り越えてきました。
でも、デザイナーの仕事をしていると、コンセプトなどで「言葉での説明」が欠かせない場面に何度も直面します。
そのたびに学生の頃からちゃんと逃げずに、頑張ればよかったなと後悔しています…。
今はその弱点に正面から向き合って、自分の想いを端的に伝えられるように日々頑張っています!
お客様の反応を間近で見られるやりがい
- 当校広報担当:
- 仕事だと、苦手なことでも避けて通れないですもんね。ちなみに、今の仕事の「一番楽しい瞬間」はどんな時ですか?
- 鈴木さん:
- 自分の制作物とそれに対するお客様の反応を、近くで確かめられることです。以前、別のデザイン会社で少し働いていた経験がありますが、当時はやり取りをする相手が主にクライアントの方々だったので、実際にデザインを目にするお客様がどう感じ、どう使っているのかが直接は見えず、手応えを感じにくいと感じていました。
- 当校広報担当:
- 確かにものによってはエンドユーザーの反応って、感じにくいですもんね。
- 鈴木さん:
-
そうなんです。でも藤崎では、店頭に行けば自分が手掛けたポスターやPOPが実際に掲示されていたり、実際にチラシが置かれています。
お客様が足を止めて見てくださったり、手に取ってくださったりする姿を直接目にできるのは、私にとってとても新鮮で勉強になるので、「しっかり見られているんだ」と身が引き締まりますし、次はもっとこう工夫してみようという意欲も湧きます! - 当校広報担当:
- お客様に届いている実感が、次のデザインへの原動力になっているんですね。
続けることが力になる
- 当校広報担当:
- では今の自分から、高校時代の自分にアドバイスできるなら、何と言いますか?
- 鈴木さん:
- 「とりあえずコツコツ続けてみること」と伝えたいですね。私は中学2年生の頃にデザイナーになりたいと憧れていて、周りの方々の支えや指導があったおかげで今こうして仕事ができています。でも、振り返るとそれと同じくらい自分自身が諦めずに継続してきたことも大事だったなと感じています。
- 当校広報担当:
- まさに「継続は力なり」ですね。それでは最後に、同じ業界を目指す高校生へメッセージをお願いします!
- 鈴木さん:
- 上手くいかなかったり、人と比べたりで、諦めたくなることや辞めたくなることがこれから何度もあると思いますが、やり方は一つではないので、成果や量に捉われすぎずに、まずは自分なりに長く作り続けることを大切にしてください。
- 当校広報担当:
- 続けることの大切さや、仕事の中でお客様の反応に向き合うやりがいについて、お話しいただきありがとうございました。
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